木洩れ日のような

ふと感覚を共有できるひとっているんだなぁと
ときおり感心してしまう
決してずっと一緒にいたとか
生活してきた歴史がかぶるだとか
そんなことはないんだけど
…いや、ある程度かぶってしまうのでしょうけど


きっと気をつけてることがおんなじなんだと思う
気の使い方が一緒
気になるところ
感じ方
見せ方
そんなところで意図せずシンクロしたりして
普通、そういものって
会ってしばらくして
徐々に重なっていくものなんだろうけど
あんまりあっさりやってのけるものだから
こういう人と結婚したら
するっと離婚できてしまいそうで怖い
年月のなせる業ではないのです
単純に感覚的なものだけで
全てにそう思えるかといえばそうじゃなくて


なんとなくの、肯定感
うれしいことに変わりはないけど
たぶんあの人は
私のあざとさだとか
さりげない狡さをきっと知ってるのでしょう
そういった類の心地よさ
好意的解釈をされることが多いから
それもありがたいのですが


いままでの人生感がいちばん変わったときに
いっしょにいた先輩と
すこしだけ話す機会があって
なつかしい声を聞きました
他人がなんと言おうと
彼以上の衝撃を受けたひとはまだいない
ろくでもないこといっぱいしてたけど
感謝ですね