最果て

いままで
ずいぶんと廻り道をして
いろんな状況ですごしてきて
それでもどうしても諦められなかったもの
諦めてもらえなかったもの


責めたことも
責められたこともなく
ただ単純に
意志と意図を合わせることより
その空間を共有することや
許し合うことを
分け合うような
預け合うのではなく
押し付けるのでもなく
純粋に
そのとき感じたものだけ
暖かさと
その罪を
たとえその中だけでしか
果たせないものだとしても


じわじわと湧いてくるまで
無理に形にしなかったからこそ
ここまですんなり
来られたのかもしれないけれど
抵抗は終ぞない
やっとそれでもいいと思えたのだから
喜ばしいものなのかもしれない
世の中のしくみは
いまだによく入ってこないけれど
もうしばし待ちましょう